三代杉と仁王杉
小杉谷を出発してしばらくすると、ようやく名のある屋久杉に遭遇。それがこの三代杉です。何で三代なのかというと、一代目の杉が約3500年前に誕生し約1200年を生きたそうです。次の二代目は一代目の上に発芽し、一代目の養分を肥やしとし約1000年生きたところを伐採され、三代目はその切り株より芽を出した一本の苗が成長し、現在約350年といことだそうです。歴史を感じますね。
下の方は、仁王杉。こちらは何で仁王杉かというと、もともと2本の屋久杉があって、お寺の門の左右にある仁王像が名前の由来だそうです。仁王像には、口を開いたほうの「阿形(あぎょう)」と口を閉じたほうの「吽形(うんぎょう)」がある。残った方は、口を開けた「阿形(あぎょう)」の名前が付けられたほうである。樹の真ん中あたりにあるくぼみが開けた口のように見えるということである。右の写真は、倒れてしまった吽形の方である。
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